トラの穴

ロングディスタンスを目指す方へ

見事にトライアスロンデビューを果たした方は、次第にレースの距離が長いカテゴリーに挑戦したくなってくるでしょう。
スプリントディスタンスでデビューした人の多くは、次のレースにスタンダードディスタンス(通称オリンピックディスタンス)を選ぶ人が多いようです。
スタンダードディスタンスに狙いを定めて、記録や順位を上げる事に集中される方も多いですが、最終的にロングディスタンス、更にその先にIRONMANに挑戦したいと思っている方は、大勢おられます。

ロングディスタンスへの
ステップアップに向けて

持久力向上

簡単に「持久力」といっても正確に説明することは困難です。
トライアスロンの場合「持久力」を別の言葉に換えると「自分が出るレースに必要な時間を余裕を持って走り切る身体の状態」ということになります。
では十分に余裕を持ってその時間中に動き続けるためにはどうするかが課題となります。
持久力を強化する際に、一つだけのトレーニングメニューで全ての強化を行えません。
そのために強化する項目を分解して、目的を持ってトレーニングすると効果的です。

分解する項目は

  • ①心肺機能向上
  • ②筋持久力(耐性)の向上
  • ③消化吸収力の向上
  • ④暑熱対応力の向上
  • ⑤神経伝達(集中力)の向上

速度は常に結果であって、速度を上げるとか、維持するという事の意味は上記の項目が整ってこその結果という事です。

ロング対策の
トレーニングプログラム

ロングディスタンスレースの攻略のカギはずばり「バイクパート」にあります。

例えば180kmのバイクコースを時間制限内に完走するとして、練習の時から180kmを走ったことが無いとすれば、「出来るかできないか確信が無い事」をレースで突然実施する事になります。それでは綱渡りというか、賭け事のような事になってしまいます。当然ながら180㎞走り切れる時間も自分自身が分かっていない状態です。
いきなり180kmを練習で走るという事も無謀なので、走ったことがある最長距離から始めて次第に距離を伸ばしてゆき、本番までにターゲットの距離を出来る限り多く走ることが重要なことです。
その経験の中で、自分自身に何が課題なのかがハッキリとしてくるので、次の練習に向けての目標設定ができるのです。

YTRIおすすめのメニュー

バイクフィッティング

デビューまでの技術習得のためにはトライアスロンスクールでプログラムをこなせます。
トライアスロンスクールの基本コンセプトも「安全教育指導」です。
またスクールは少数制でセミパーソナルのような仕組みですから、周りの仲間に気兼ねしたり、遠慮することなく自分のための練習に集中できます。

サービスページへ

海の練習会

そもそもトライアスロンのスイムはプールでの短距離競泳とは違って瞬発系の競技という性質ではなくて、750mであっても数十分かかります。
つまり全て持久系競技です。最重要ポイントは心拍を上げ過ぎないことです。結論的に言うと、750mのレースでも3800mのレースでも泳ぐ速度は変えません。正確に言えば海で泳ぐ時にリズムとテンポを一定に保つことが重要なポイントです。
そして、そのリズムが続けられる「時間的な持久力」を高める事が海でのスイムトレーニングです。
スクールではロング対策のメニューをプログラム化して月間のスケジュールに組み込まれています。
ご自身で選択せず、スクールに参加してプログラムに則ってトレーニングを積むことで確実なレベルアップが可能です。

サービスページへ

パーソナルトレーナー

スクールの時間割に都合が合わない方や、何らかの事情でマンツーマンでの指導を希望される方はプログラムの進行をパーソナルレッスンで進める事も可能です。
一人ではできない6時間~8時間くらいのバイクライドを付き添って走るなども可能です。
もちろん、スクール参加をメインとしてワンポイントレッスンや補習としてパーソナルレッスンを実施する事も可能です。
一回のパーソナルレッスンではその日の課題を確実に習得することが出来るので、より効率的に進める事が可能です。

サービスページへ